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環境への配慮

完全ノンフロン化の実現

冷蔵庫の冷媒等に広く使用されてきたフロンは、断熱材の発泡剤にも使われてきました。
しかし、オゾン層の破壊、温室効果が高いことによる地球温暖化が問題となっています。
カネカは世界に先駆けて、完全ノンフロン化を実現しました。

フロン使用の問題点@ オゾン層破壊

オゾン層破壊イメージ

冷蔵庫の冷媒等に使用されてきたフロンは建築資材、断熱材にも、その特性から従来から広く使われてきました。

しかしフロンが大気中に放出されると、上空の成層圏にまで上り、オゾン層を破壊し、地表に到達する有害な紫外線の量が増加し、人体、生態系への悪影響が問題となっています。

人体への影響

免疫機能の低下、皮膚ガンの増加、白内障が増加する可能性があります。

生態系への影響

動植物の発育阻害、水生生物への悪影響、生態系全体へ悪影響を及ぼす可能性があります。

※参考)フロンガスの生産規制(発泡剤、1996年3月化学品審議会答申) HCFC-141b:2004年全廃HCFC-142b:2010年全廃

フロン使用の問題点A 地球温暖化

地球温暖化イメージ

温室効果ガスによる気温の上昇で、環境への悪影響が問題となっています。

人体への影響

1880〜2012年の傾向では、世界平均気温は0.85℃上昇しています。今後その影響が続くと2100年までに最大82cm上昇するという予測もあります。(IPCCの第5次評価法報告による)

生態系への影響

地球規模での大気循環パターンが変わり、降水量や風向きの変化への影響により、一部地域での急速な砂漠化、生物の生息地の変化が予測されます。

生態系への影響

海面や温度の上昇で、生息域の変化や、変化に対応できない生物種が絶滅したり、連鎖的に生態系が崩れる恐れがあります。

参考)温暖化係数の比較

発泡剤 温暖化係数
C4H10(イソブタン) 20
HCFC-142b 2310
HCFC-141b 725
HFC-134a 1430
HFC-245fa 1030
CO2(二酸化炭素) 1

(出典:経済産業省 製造産業局 化学物質管理課 オゾン層保護等推進室)

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発泡剤からPRTR法対象物質ゼロ化の実現

有害性の恐れのある化学物質の環境への排出量を把握・公表などして、化学物質の管理の改善を促進し、環境に支障が生じることを未然に防止することを目的としてPRTR法が制定されました。
カネカは発泡剤からPRTR法対象物質のゼロ化を実現しました。

対象となる物質

  • ①人の健康や生態系に悪影響を及ぼすおそれがある
  • ②自然の状況で化学変化を起こし用意に有害な化学物質を生成する
  • ③オゾン層破壊物質で、環境中に相当範囲に継続的に存在すると認められる物質

※参考)PRTR対象物質:HCFC-141b、HCFC-142b、塩化メチル等

●PRTR(Pollutant Release and Transfer Register:化学物質排出移動量届出制度)とは、有害性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源から、どれくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを把握し、集計し、公表する仕組みです。

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カネライトフォーム®スーパーE-Ⅲ受賞歴

カネライトフォーム スーパーE-Ⅲは以下の表彰を受けています。

カネライトフォーム スーパーE-Ⅲの受賞歴と特許
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