「カネライトフォーム」とはどんな製品ですか?
主原料のポリスチレン樹脂に発泡剤、添加剤を溶融混合し、連続的に押出し発泡成形した板状保温材で、JIS A 9511に規定する「押出法ポリスチレンフォーム保温版」あるいは、JIS A 9521に規定する「押出法ポリスチレンフォーム断熱材」です。
「カネライトフォーム」の断熱性能は?
「カネライトフォーム」は、住宅金融支援機構監修 住宅工事仕様書の断熱材の区分C,D,E,Fランクをラインナップしています。
断熱材の区分 | C | D | E | F |
---|---|---|---|---|
熱伝導率 (W/m・K) |
0.040〜0.035 | 0.034〜0.029 | 0.028〜0.023 | 0.022以下 |
断熱材の種類 | 押出法 ポリスチレン フォーム 断熱材1種b(A,B,C) |
押出法 ポリスチレン フォーム 断熱材2種b(A,B,C) |
押出法 ポリスチレン フォーム 断熱材3種a(A,B,C)または 3種b(A,B,C) |
押出法 ポリスチレン フォーム 断熱材3種a(D) または3種b(D) |
製品名 | カネライトフォーム スーパーE-T (1種bC) |
カネライトフォーム スーパーE-U (2種bA) |
カネライトフォーム スーパーE-V (3種aA) |
カネライトフォーム FX (3種bD) |
カネライトフォーム スーパーEX (3種aC) |
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カネライトフォーム スーパーE-BK (3種aA) |
「カネライトフォーム」の重さはどれくらいですか?
>製品1枚当たりのおおよその重量(kg)=製品密度(約30kg/㎥)×製品体積(㎥)で求められます。
例えば、サイズ910×1820×厚25mmの一枚の重量は、約1.2kgとなります(上式より、30kg/㎥×0.041405㎥≒1.24)
発泡スチロールとは違うの?
一般的に発泡スチロールは「ビーズ法ポリスチレンフォーム」のことを指し、主原料は同じですが、製造方法や特性等が異なり、JIS規格上では区別されております。
「カネライトフォーム」の耐圧強度は?
弊社製品規格に基づく圧縮強さは、20N/㎠以上となります(10%歪み時)。各製品の物性は、カネライトフォームの一般物性表をご覧ください。
「カネライトフォーム」はフロンガスを使用しているの?
カネライトフォームは、世界に先駆けて完全ノンフロン化を実現しており、フロンを使用しておりません。
現在、カネライトフォーム全製品は、ノンフロン製品です。
「カネライトフォーム」にはどのような接着剤が使用可能?
有機溶剤系(トルエン、シンナーなど)に侵されますので、有機溶剤を含まない接着剤をご使用ください。また詳細は接着剤のメーカーに直接お問合せください。