適度な粗面を持つカネライトフォームはコンクリートとの強力な接着性を発揮します。すでにオーソドックスな工法として施工されており、屋根スラブ、床スラブ下、壁内断熱等で仕上げの多様化に適応できます。
※施工にあたっては公共建築工事共通仕様書(国土交通省 監修)の最新版をよくお読みください。
ドマライトは断熱材カネライトフォームと防湿フィルム(ポリエチレンフィルム)を工場で一体化した製品で、工事上の多くの問題を解決するだけでなく、工期を大幅に短縮します。
石膏系接着剤をだんご付けし、石膏ボードを圧着する工法で、仕上げのレベルが出しやすいことが特長です。
カネライトパネルを接着剤で躯体に張り付ける工法で、カネライトパネルを使用する工法の内、もっとも多く用いられています。独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)をはじめ、諸官庁やマンション、一般建築の防露壁などに採用されています。
S1工法に使用する接着剤は、一液・無溶剤(変成シリコーン樹脂系)仕様です。詳細は押出法ポリスチレンフォーム保温板裏打ちパネル直張り工法施工要領(全国S1協議会連合会、接着工法推進協議会)に従ってください。
KスラブはカネライトフォームスーパーE-Ⅲを芯材として、表面(片面)に補強材を貼り、局部圧縮及び強度をアップさせた床スラブ打ち込み用型枠を兼用する断熱パネルです。
上記は標準的な施工方法を示したものであり、関連法規を遵守し、「建築工事共通仕様書」(国土交通省大臣官房官庁営繕部監修)、「建築工事標準仕様書JASS5鉄筋コンクリート」及び「型枠の設計・施工指針」((社)日本建築学会)等の最新の規定に準じて施工してください。
GS外断熱工法には新築工事のための型枠打ち込み工法と改修工事のための後貼り工法があります。いずれも接着剤と特殊金具、プラグでコンクリートとカネライトフォームを固定します。
この工法はGSパネルにカネライトフォームが使用されております。工法の詳細については、日本ハウス株式会社にお問い合わせください。
外断熱型枠打ち込み工法は、外枠兼用の断熱パネルを、外装仕上げの割付図に基づき工場で加工し納入するため、施工の合理化、工期の短縮が計れると共に建築廃材の低減に役立ちます。コンクリートとカネライトフォームの接着強度を活かし、さらに特殊金具でコンクリートを固定します。
外断熱後貼り工法は、接着剤と特殊プラグでコンクリート躯体に固定する工法です。既存建物の断熱改修工事においては、居住者がそのままでも施工できます。
カネライトフォームスーパーE-BKを用いた乾式工法及び湿式工法があります。
外断熱工法のオーソドックスな工法として普及されている工法です。歩行用としてタイル張り仕上げなどが可能です。
カネライトフォームを水勾配にカットし、防水の下地材としてお使いいただけます。屋根断熱材としての効果も期待できます。