
冷蔵庫の冷媒等に広く使用されてきたフロンは、断熱材の発泡剤にも使われてきました。
しかし、オゾン層の破壊、温室効果が高いことによる地球温暖化が問題となっています。
カネカは世界に先駆けて、完全ノンフロン化を実現しました。

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冷蔵庫の冷媒等に使用されてきたフロンは建築資材、断熱材にも、その特性から従来から広く使われてきました。 しかしフロンが大気中に放出されると、上空の成層圏にまで上り、オゾン層を破壊し、地表に到達する有害な紫外線の量が増加し、人体、生態系への悪影響が問題となっています。 |
※参考)フロンガスの生産規制(発泡剤、1996年3月化学品審議会答申) HCFC-141b:2004年全廃HCFC-142b:2010年全廃

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温室効果ガスによる気温の上昇で、環境への悪影響が問題となっています。 |
| 発泡剤 | 温暖化係数 |
|---|---|
| C4H10(イソブタン) | 20 |
| HCFC-142b | 2310 |
| HCFC-141b | 725 |
| HFC-134a | 1430 |
| HFC-245fa | 1030 |
| CO2(二酸化炭素) | 1 |
(出典:経済産業省 製造産業局 化学物質管理課 オゾン層保護等推進室)

有害性の恐れのある化学物質の環境への排出量を把握・公表などして、化学物質の管理の改善を促進し、環境に支障が生じることを未然に防止することを目的としてPRTR法が制定されました。
カネカは発泡剤からPRTR法対象物質のゼロ化を実現しました。

※参考)PRTR対象物質:HCFC-141b、HCFC-142b、塩化メチル等
●PRTR(Pollutant Release and Transfer Register:化学物質排出移動量届出制度)とは、有害性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源から、どれくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを把握し、集計し、公表する仕組みです。

カネライトフォーム スーパーE-Ⅲは以下の表彰を受けています。
